インバスケット方針立案についての業務連絡
沢山のお問い合わせありがとうございます
今回のコラムはある種の業務連絡なので薄い内容です。ご容赦ください。
ここ数日、みんなのアセスメント・サブスク版をご活用いただいている方から、また、活用を検討されている方から同じような内容のお問い合わせをいただいております。
「会社で受講する昇進昇格アセスメントの中にインバスケット方針立案がありますが、サブスク版でトレーニング可能ですか?」
「面談演習のケーススタディの内容は【目の前の部下が部下との間に問題を抱えているのでアドバイスする】といった内容ですがサブスク版に格納されていますか?」
インバスケット方針立案についてお答えします
みんなのアセスメント・サブスク版には2025年1月現在、インバスケット演習が21本格納されています。形の上では(その中での命題的なものは)全て案件処理となっておりますが、実質的な構造として、インバスケット案件処理とインバスケット方針立案を合体させたものも含まれております。内訳としては以下のように…。
① インバスケット案件処理だけ 15本
② インバスケット案件処理とインバスケット方針立案を合体させたもの 6本
この区分について、eラーニングに格納したインバスケット演習にマーカーをつけていないため、みんなのアセスメント・サブスク版をご活用いただいている方からは「どうなってますか?」の質問が相次いでいます。
マーカーの代わりとして
以下の要件で区分してください。
・インバスケット演習の導入部分や(案件)解答部分に、マーケット状況(マクロやミクロ)や競合情報(ポジショニングがイメージできるレベル)が提示されているか否か?
提示されていれば方針立案を想定しているケーススタディ、提示されていなければ案件処理のみを想定しているケーススタディとなります。
一方、みんなのアセスメント・サブスク版の受講者の方は皆さん優秀、そして熱心で意欲的であるため、案件処理しか想定していないケーススタディでも方針らしきものを考え、それを案件1の上層部宛てのメールで長々と示す方が大多数です。
すると私たち担当アセッサーは「えー、実質、そこまで要求していないのに熱心だよね」「内容は◎◎◎◎を▲▲しただけだけど、大きく外しているわけでないからね」「なるほど、組織課題はある程度ピックアップされているかな」、そして金銀鉄の評価では【金や銀】とします。
するとそれを見た受講者の方、「フムフム、案件1では方針の記述がマストなんだ!」とご自身も案件1に方針を記述、そしてそれを見た他の受講者の方も…のサイクルに現状、陥っています。
この付近の考え方について、ここでご説明すると長々となるので省きますが、次回の合格セミナー【2/16(日)15:00 方針立案演習②方針立案と課題設定と案件処理】でご説明する予定です。
面談演習についてお答えします
面談演習は受講者の方が上司、アセッサーが部下の設定で実施するロールプレイです。その構造については大きく2つ、部下を演じるアセッサーと上司の間に何らかの問題が生じているケース、部下を演じるアセッサーがその部下と何らかの問題を抱え込んでおり、その打開策を上司に相談してくるケースです。業界的には前者を【対部下】、後者を【部下部下】と称してきました…。
歴史的経緯を考察すると、25年前は【部下部下】も見かけましたが、この構造、実はアセッサーが場面をハンドリングし辛いこともあって使用場面が減少していました。しかし、なぜかここ2年、【部下部下】に再度、注目が集まっているようです。
この流れ、受講者の方にとっては喜ばしいニュースであり…………、、
申し訳ございません。このコラムで情報を出し過ぎることについて、現会員の受講者の方からお叱りを受けているので、ここまでにさせていただきます。
では本線に…、この【部下部下】の面談演習のケーススタディですが、変則も含めるとeラーニングには2本しか格納しておりません。なので、近日、新作の【部下部下】の面談演習のケーススタディをアップします。お楽しみに。