習うより慣れろ
みんなのアセスメントサブスク版の加入期間について
人材アセスメントの繁忙期を迎えています。インバスケット演習のチェック、研修形式の人材アセスメントの運営、次のシーズンに向けたお客様との打ち合わせ、ケーススタディの作成など、次元と領域が異なる案件が多段階で走っている今、このコラムも必然的に薄い内容となりますことお詫び申し上げます。
さて、読んで字の如く、みんなのアセスメントサブスク版は月額2,750円のサブスクリプションサービスで、加入期間の縛りもなく、それこそ1か月だけの加入の方も、1年以上加入されている方もいらっしゃいます。ここで「平均加入期間(月数)」をお伝えしてしまうと何かと問題の種になるので省略しますが、やはり3か月以上加入の受講者の方のアウトプットは安定感があり、それぞれ各企業で昇進昇格アセスメント、人材アセスメントを受講した際、サクラサク率が高い傾向が見られます。
これは様々な要因が考えられますが、結局、人材アセスメント、あるいは実施される演習であるインバスケット演習、面談演習、方針立案演習、グループ討議に対する慣れ、そして生み出される自信、ここが最も寄与しているのではと考えています。
合格セミナーでは…
みんなのアセスメントサブスク版の2つの看板メニューである「金の解答・銀の解答・鉄の解答」、「合格セミナー」、このうち合格セミナーでは、インバスケット演習や方針立案演習、面談演習、グループ討議の本質と対応テクニックについてお伝えしていますが、本質を理解し、対応テクニックを再現できるようになったとしても、当日の人材アセスメントや昇格アセスメントは個別性が高く、その効果については限定される可能性もあります。
また、企業の人材アセスメントや昇格アセスメントを下請けするアセスメント業者も千差万別で、本質を十分に押さえないまま形だけのインバスケット演習や方針立案演習、面談演習、グループ討議を実施するリスクもあります。
このような現実的な制約もあり、短期間で「本質を習い、対応テクニックを習い」の取り組みよりも、ある程度の期間で「インバスケット演習や面談演習、方針立案演習、グループ討議に慣れる」といった取り組みが想定以上の効果に実際、結び付いている印象があります。
この点、見通し辛い本質、ハードルが高い対応テクニックに意識と時間を向けず、ある程度の期間の中でインバスケット演習や面談演習、方針立案演習、グループ討議に慣れ親しみ、自分なりの本質や対応テクニックを確立していくことがサクラサクに寄与するのかなと感じています。
ある程度の期間は3か月?
では、このある程度の期間は?
これについては形式的に何か月ではなく、ケースバイケースとしかお答えしようがありません。経験の中から自分なりの方程式を導くスキルにも左右されますし、インバスケット演習は思考系・グループ討議は対人系など系統の得意不得意もあります。集中的に量をこなすことが得意な方、反対に時間をかけて噛み締めていく方、いろいろなタイプの受講者がいらっしゃいます。
しかし共通して言えることは、焦らず継続的に取り組むことで、本番の個別性の高い状況にも柔軟に対応できる「真の実力」が身につくということです。
みんなのアセスメントサブスク版は加入期間の縛りがないからこそ、ご自身のペースで納得いくまで学習を続けられます。納得いくまでーこれも抽象的ですが、この点についても具体的にアドバイスをさせていただけるよう頑張ってまいります。
